菌床交換

今日もテレワークで在宅勤務でした。2日目で制約事項による問題点もあり、明日は会社に出勤です。

19日にLUMBERJACKへレンタルBOXの虫メンテでオオクワガタ♂幼虫を中心に菌床交換しました。カブトムシの幼虫の餌へのリサイクルもありますが。

 


♂幼虫の大半を冬の間は持ち帰り、屋外バルコニーで寒さに晒しながら冬眠させていました。3月中旬頃から再びレンタルBOXへ持っていったので、交換時期が1か月以上伸びました。

菌床を掘ると…出てきました!!無事に越冬できたよかったです。親の故郷では冬、多量に雪が降り積もり、寒さに耐え偲びながら成長している筈です。東京ぐらいの寒さでは全然平気なのでしょう。

 


幼虫を取りだし、体重測定してみると…22gです!!羽化予想サイズは72~73mmはいけそうです。しかし、仮に72~73mmサイズで羽化しても通過点にすぎません。最終目標は82mmで、次は77mmオーバーの美形、そして82mmなのです。

今はオオクワガタ90mmの時代ですが、美形…形を極めるため82mm目標としたのです。

 


新しい菌糸瓶へ引っ越しました。今回が最後の菌糸ビン交換になってくれることを願わずにいられません。羽化は7~8月頃になるのでしょうか。

 


2頭目は19gでした。羽化予想サイズは…70mmは厳しく、経験から65mmオーバーでしょうか?

 


3頭目は21gでした。70mmオーバーは期待できそうです。71ぐらいはいけるかも知れません。

 


体重測定後は新しい菌糸瓶へ引っ越ししました。

 


4頭目、5頭目も掘り出しました…が!!4頭目の方は体重測定時の撮影を忘れてしまいました(^^ゞ

 


5頭目は18gでした。正直このサイズでは羽化サイズは65mm前後です。1400㏄だるま瓶を全て使ったため、緊急避難先として800㏄へ移しました。最短で2週間の我慢です。

 


4頭目、5頭目の菌床交換と前後して、♀の羽化が確認されました。♀は一旦持ち帰らず、そのままレンタルBOXで冬を越したので、例年だとGW前から羽化してしまいます。

 


最後の1頭は…なんだか病気っぽいです。形もおかしいですし、あまり太っていない感じです。人間と違って病名は分からないですし、拒食症かもしれません。

 


全ての菌床交換を終えた時は17時を回っていました。いよいよ♀の割り出しも始まるので、♂幼虫も続いて羽化してほしいものです。

東北産は一定期間の寒さを経験させると大型になりやすいようなので、今季からブリードが始まる新潟、青森産も同様に実践してみることにしましょう。吉となるか…ですね。青森産は福島、新潟産より寒さ経験期間を長くする必要があるのかも知れません。

青森産は早くて12月頃に実践しても、答えは来春になります。

菌糸詰め

今日は午後、LUMBERJACKへレンタルBOXの虫メンテに行って来ました。首相による緊急事態宣言が出されていますが、お店のTwitterによると、生き物を扱っていてメンテ及びレンタルBOXもあるので休業は難しく、縮小営業を検討しているそうです。

実際、お店にはマスクを着用していないと入店できなくなりました。縮小営業として考えられるのは営業時間の短縮でしょう。

 


菌床交換のため、お店に到着後、レンタルBOXの利用料金支払い及び菌糸ブロックを買って2階へ上がりました。

一部の♂幼虫は冬の間、一時持ち帰って屋外バルコニーで越冬させました。1か月~1か月半程度で、寒さを経験させることで季節の変化を感じ取らせる目的もありました。

なぜ、こんなことをしたのかというと、東北産だからです。ミヤマクワガタやアカアシクワガタが生息する山奥で、冬は雪が多量に降り積もります。そのため、温室などで飼育すると、季節の変化を感じ取れずに幼虫がセミ化してしまうことがあり、実際に3年1化になったものがいます。

ブロックを崩し、飼育ビンへ詰めました。1400㏄4本と800㏄2本です。

 


すでに一部幼虫が蛹室を作り始め、前蛹にもなっています。菌糸再生後、交換する個体は限られてきそうです。しかも♂幼虫まで…!!早くないですかね!?

菌床飼育だと温度管理有で幼虫期間は概ね8~10か月です。F2だったら昨年7月に割り出していますので、理にかなっています。ラベルをよく確認していなかったので(^^ゞ

羽化は早くて6月頃になりそうです。サイズは?あと1か月半で勢力はどう変わっていくのでしょうか。

新潟産オオクワガタ

明日(4月7日)は燃えるゴミの収集日なので、一部のクワガタの餌ゼリー交換をしました。その中で昨秋に友人から送って戴いた新潟産オオクワガタのうち1♂2♀を起こしました。

ひとくちに新潟といっても、豪雪地帯のイメージがありますが、実際に雪が多く降るのは山間部です。新幹線やほくほく線で融雪のためにスプリンクラーを設置しているところもあるぐらいです。

 


冬の間は屋外バルコニーで冬眠させていたので、マットを掘り出すと…いました!!ちゃんと生きています。

乾燥しないよう、水苔を敷いたのが功をなしたのでしょう。友人が採集したところも豪雪地帯ですし、雪が多量に降り積もっているということは、湿度が保たれている筈です。しかも、雪が布団の役目を果たすため、雪の下の地面は0度以下にならず、凍ったりしないのです。

 


新しいケースへ移しました。マットは冬眠時の半分以下に減らし、水苔は転倒防止材として再利用しています。

 


続いて♂です。こちらも生きていました。GW以降にペアリングするため、高蛋白ゼリーで体力回復に努めてもらいます。

今夏も東北へオオクワガタ採集に行きたいところですが、今は新型コロナウイルスの影響でそれどころではありません。通常のウイルスと違い、高温多湿にも強いようですので、どうなることでしょうか。