採集・観察日記-2018年-

2018年7月8日(日)/天候;曇

今夜は蒸し暑かったので、夜間樹液採集に出撃しました。今夜の出撃にはもう一つの目的がありました。


余剰カブトムシ

21日にイベントがあり、子供たちにカブトムシをプレゼントしますが、ペアを組めない余剰♂を中心に親の採集地へ戻すことにしました。

現在の羽化確認は19♂11♀です。このうち、9♂1♀を親の採集地へ戻すべく準備しました。


ノコギリクワガタ♂

最初のポイントでは虫が少なく、ノコギリ♂を撮影できたのみでした。


ノコギリクワガタ♂ ノコギリクワガタ♂  

ポイントを移動し、2箇所目ではスイギュウがいました。撮影後、網に入れてみると…大物ではありませんか!!

これは間違いなく60mmは超えています。過去には67.2mmの大物が採れているので、「大物ポイント」と勝手に称しています( ´艸`)


ノコギリクワガタ♀&カブトムシ♀

ルアーケースにしまい、もう一度見ると…♀がいっぱいいるではありませんか!!撮影後、一番大きな♀を採集しました。


カブトムシ♂ カブトムシペア  

最後にポイントを移動すると…カブトムシに占領されつつありました。今季は昨年に赤♂を親にブリードし、さらに累代で体色がどうなるか研究のため、ブリード個体から次代の親を選別し、F2を得ることにしています。

そのため、撮影だけとしました。


カブトムシ

そして、お別れの時がきました。我が家でペアを組めなかった♂は自然の中で相手を見つけ、子孫を残してほしいと願うばかりです。 達者でなーーーー(つД`)ノ

自分は…これまで培ってきたノウハウは誰にも継承することもなく、墓まで持っていくことにしますか。嫁さんを貰うこともなく、生涯独身を貫けば本望ですが。

帰宅後に測定した大物ノコギリ、♂は62.8mm、♀は35.8mmでした。大型♀なら大きな卵を産んでより大きい子孫が産まれることでしょう。ノコギリで70mmオーバーは難しいですが。

しかし、夢の70mmオーバー採集はまだ遠い…2020年代?それとも2030年代?知るのは神のみぞといったところです。


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