採集・観察日記-2018年-

2018年8月25日(土)/天候;晴

この日を境に転機が訪れるとは思ってもいなかったでしょう。

午前中は都県境を越えての実地調査のち、午後には刑事ドラマを2本観た後、夕方に別ルートで地元から都県境を越えていきました。


スジクワガタ クロカナブン  

帰り道の途中、樹液が出ている木を見つけ、スズメバチがいないことを確認し、クワガタもいました。

採集してみると…、これは…!これは…!!

まさかのスジクワガタです!!

東京近郊では少ないので、めちゃ嬉しかったです。しかも自分ちの近所ですよ?自分が出た高校の近くではなく。 福島県でオオクワガタを見つけた時に匹敵する嬉しさでした。


ノコギリクワガタペア ノコギリクワガタペア  

もう1本、樹液が出ている木があり、なんと!!

ノコギリクワガタがいました。しかもペアです。これも採集して持ち帰りました。帰宅後測定したら♂は60mm丁度でした♪

実は小学生の頃に両親や従姉、幼馴染、クラスメイトと一緒に虫捕りに行った思い出深いところです。30数年前は見つけられなかったのに、感慨深いものです。

このうち、一緒に行った幼馴染は年上の方で、現在は福島県へ嫁いでいます。引っ越してからも時々家に遊びにきてくれたこともありました。

市街地調整区域に指定されているので、30年以上もあまり変わっていないのも嬉しいですね。今回、スジクワガタを見つけたのでなおさらです。


コクワガタ♂

夜間採集にて採集ポイント巡回ルートを変更しました。スジクワガタを見つけたので、今後定期的に見る必要があり、付け加えました。

昼にスジクワガタを見つけた樹液ポイントにはコクワガタがいました。撮影してから下の方に注目し、落ちていた木の枝でクワガタを引きずり出しました。やや悪戦苦闘し、2頭採集できました。

さて、何クワガタでしょうか?答えは文末です。


アオドウガネ アオドウガネ  

獲物をルアーケースに入れ、ポイントを移動しました。移動中もしばらくは笑いが止まりませんでしたよ…。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ

ルートが変わったので、巡回順も変わりました。途中のぶどう畑ではコガネムシがぶどうを食べているところに出くわしました。
のちに詳しい人に聞いたらアオドウガネとのこと。


アカアシオオアオカミキリ コクワガタ♂  

2番目のポイント(前日までは最後の順番)ではアカアシオオアオカミキリとコクワガタがいました。


コクワガタ♂ カマキリ  

3番目のポイント(前日までは最初の順番)ではコクワガタが隠れているのを見つけましたが、虫が少なかったです。

カマキリもいました(右写真)。もう成虫になっており、季節は秋へ移ろいています。


コオロギ♀

懐中電灯が暗くなり始めたので、撤収し、帰り道の交差点付近にあるぶどう畑にコオロギの♀が来ていました。 明かりに誘われたか、ぶどうを食べにきたのかどちらかでしょう。

鳴く虫の採集は…残念ながら耳が聞こえないので、どこで鳴いてるか分かりません…採集者として致命的です。 この後は帰宅しました。

さて、最初のポイントで何クワガタを採集したでしょう?答えは…


スジクワガタペア スジクワガタペア  

スジクワガタです!!

そう、まさかの昼夜連続採集です。昼間採集した時、樹皮の隙間に潜り込んでいるのに気づかなかっただけですが…。
今度は1♂1♀採集でき、昼間のと合わせて2♂1♀となりました。

高地に多く、低地では少ないので、自分ちの近くでこれだけ採れたのは驚きです(@_@)

7月の福島遠征でオオクワガタが2年連続で採集できてから、クワガタが常につきまとっているような…特に今年は。

ますますクワガタ採集eyeに磨きがかかったのか…単に東北までオオクワガタ採集に行くこと自体が狂気の沙汰か…。

コバエシャッタータイニーに仕切りを入れ、個別管理としました。飼育下でのブリードは難しいので、あまり期待しないでください(笑。


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